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Interstage Navigator Server9.2.0 セットアップガイド Vol.1(Standard Edition用)
Interstage

15.2.3 Navigatorのアクセス制御の設定方法

Navigatorで利用できるアクセス制御機能を設定する方法について説明します。

15.2.3.1 データの公開制限の設定方法

データの非公開/公開の設定、およびデータの公開条件の設定は、Navigator辞書管理ツールから行います。

設定方法については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール)”を参照してください。

15.2.3.2 専用実効ユーザモードによる資産保護の設定方法

専用実効ユーザモードを利用して、Navigatorが保持する重要資産を保護するための設定について説明します。

ポイント

OS認証では、資源を保護するには、専用実効ユーザを作成し、専用実効ユーザモードへ移行する必要があります。資源の保護の設定を行う前に、専用実効ユーザモードへ移行してください。

専用実効ユーザモードへ移行する

資源の保護は、専用実効ユーザを作成する必要があります。

専用実効ユーザモードへの移行手順を以下に示します。移行作業中は、他のユーザがNavigator Serverを利用しないようにしてください。

なお、以下の移行手順の1、および5~10については、スーパユーザで実行してください。

資源の保護の設定

ディレクトリ、およびファイルを保護する方法を以下に示します。

資源に対するアクセス権限の設定はOSのコマンドを使用して、実効ユーザに対してだけアクセス権限を与えます。アクセス権限の設定は、スーパユーザで行ってください。

【例】

chown -R <ユーザ名>:<グループ名> <保護資源名>
chmod -R 700 <保護資源名>

<ユーザ名>には実効ユーザ名を指定し、<グループ名>には、実効ユーザのグループ名を指定します。<保護資源名>には、保護資源の対象となるファイルやディレクトリを指定します。

以下に辞書の退避情報ファイルの作成先ディレクトリに対して権限を与える場合の指定例を示します。

辞書の退避情報ファイルの作成先ディレクトリが/navi/backupで実効ユーザがnavi(グループolap)の場合、以下のコマンドを実行してディレクトリの所有者と権限を設定します。ただし、環境変数RN_BACKUP_DIRECTORYを指定していない場合、辞書の退避情報ファイルの作成先は、辞書ディレクトリ配下となりますので、権限の設定変更は必要ありません。

# chown -R navi:olap /navi/backup
# chmod -R 700 /navi/backup

注意

  • 他のプログラムやシステムも使用するディレクトリ(/tmpや/var/tmpなど)やファイルでは、所有者や権限の設定変更はしないでください。

    変更した場合、システムや他のプログラムが動作しなくなる可能性があります。

  • 作業ファイル用ディレクトリに/tmpや/var/tmpなど、Navigator Server以外のプログラムが使用するディレクトリは指定せず、Navigator Server専用のディレクトリを用意した上で、適切なアクセス権限を設定するようにしてください。

    Navigator Serverの作業ファイルは、環境変数TMPDIR、およびRN_WORKDIRに設定されたディレクトリ配下に作成されます。作業ファイル用ディレクトリのアクセス権限を変更した場合、Navigator Server以外のプログラムがそのディレクトリを利用していると、Navigator Server以外のプログラムが動作しなくなる可能性があります。

  • セキュリティを重視したシステムを構築すると、環境チェックコマンドで以下の警告が表示されるようになりますが、動作に問題はありません。

    KVR12020I File "%1" related to variable %2 is not given all authority to all users.


15.2.3.3 アイドル監視の設定方法

アイドル監視は、ユーザ管理機能を有効(ON)にしてから、アイドル監視の環境変数(RN_USER_IDLE_TIME、RN_USER_IDLE_MSG_TIME)を指定します。

アイドル監視の設定方法については、“14.3 ユーザ管理機能の環境設定”を参照してください。